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【舞台探訪】『けいおん!』(定点観測):No.09 北山通旧道との三叉路

舞台探訪: けいおん!(定点観測)

当記事に掲載した『けいおん!』『けいおん!!』の画像は、著作権法32条に定める比較研究を目的としての引用であり、当該画像の著作権は全て、かきふらい芳文社桜高軽音部・TBSに帰属します。

更新履歴
2011/06/28 新規作成


■No.09 北山通旧道との三叉路(『けいおん!』第01話)

北山通と旧道が合流する三叉路。ここは『けいおん!』の記念すべき第01話アバンで、入学式に遅刻したと勘違いした唯が大慌てで学校へ向かって走って行く途中で描かれる一場面です*1


何ということのない三叉路と思われるかもしれませんが、実は横断歩道を走り抜ける唯の背後の山は、京都の五山の送り火のひとつ「妙法」の法の字の山なのです*2


2010/08/16撮影(※これは「五山の送り火」の日に私が撮影した動画。)

もし『けいおん!』の生活の舞台が京都であると公式に認められていたら、物語の中で祇園祭や五山の送り火などの話題も出てきたでしょう。しかし『けいおん!』は、どこにでもあるという普遍性とどこにもないという特殊性の絶妙のバランスの上に成立した物語でした。だから頑として安易なご当地ものの作品にしなかった制作側の判断は正しいと思います。


HTTの5人のメンバーが唯の家に集まって送り火を見る…。それは起こりうるはずのない夢です。だから、せいぜいこうやって妄想を楽しむしかありません。


毎年8/16の夜には、煌々と「法」の字の炎が山肌を彩り、ひと夏の終わりを告げます。五山の送り火は盆の終わりとともに死者の魂を彼岸へ送り返す儀式ですが、それが終わっても京都はまだまだ暑く、大体、祇園祭(7月上旬)に始まって時代祭(10月上旬)に終わるというのが、盆地に住む京都人の「夏時間」の感覚なのです。


2010/04/03撮影            2010/08/16撮影          

2010/09/11撮影            2010/11/16撮影          

2010/12/31撮影            

2011/04/10撮影

2011/05/28撮影

【舞台探訪・聖地巡礼の心得】
舞台として描かれる場所は一般市民の生活空間であることが多いため、現地訪問に当たっては、以下の各項目にくれぐれもご留意下さい。マナーと心配りをお忘れなく!


1.近隣住民の方々の迷惑となるような行動は慎むこと。
2.プライバシーの侵害となるような行為はしないこと。
3.学校や個人宅に無断で侵入しないこと。
4.撮影時の道路への飛び出しなど危険な行為はしないこと。
5.撮影が許可されていない場所の撮影はしないこと。迷った場合は関係者に撮影可否の判断を求めること。

*1:実は旧道の細い道の方が府道103号線であって、メインの大通りである北山通は、ここから宝ヶ池通との交差点までの区間は国道でも府道でもないというのは意外と知られていない事実です。

*2:定点観測No.12の記事も参照してください。