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【舞台探訪】『たまこまーけっと』:版権絵探訪+考察 ~出町柳は萌えているか

舞台探訪: たまこまーけっと

2013年1月から放映開始される京都アニメーション(以下、京アニ)の新作たまこまーけっと公式サイト)。監督 山田尚子×シリーズ構成 吉田玲子×キャラクターデザイン 堀口悠紀子という『けいおん!』を世に送り出した黄金のトライアングルが再び結集して世に放つ待望の新作であり、京アニにとっては久々となる完全オリジナル作品です。


■発端
新作の発表は例によって突然でした。
11/29(木)の未明、同じ京アニ制作のTVアニメ『中二病でも恋がしたい!』第9話放映後のCMでの初披露です。点描のような軽快なピアノの音をバックに手描き文字で「監督*山田尚子」とクレジットがあり、白地の画面の上を描線が動き回ってみるみるキャラクターの姿を描き上げていきます。「シリーズ構成*吉田玲子」「キャラクターデザイン*堀口悠紀子」と立て続けに表示された後、画面はそれまでの白からピンクを基調にした水彩画のような淡い色に染め上げられ、そこに一人の女の子の姿を映し出します。「おもち、つきたて。」「制作*京都アニメーション」と表示されてから、最後に『たまこまーけっと』の作品タイトル。続いて「2013年1月 放送開始予定!」の告知と公式サイトのURLの紹介。わずか15秒のCMです。これだけではどんな作品なのか見当もつきません。分かるのは「おもち」というキーワード、ただそれだけ。


■舞台はどこか?
このTVCMの放映と公式サイトがリリースされた直後から、舞台探訪クラスタの中では今度の作品の舞台はどこか?と推察や憶測や妄想がtwitter上を駆け巡りました。この時点で分かっていた情報らしき情報は、だいたい以下のようなものです。


・なにかよく分からないが「おもち」であるらしい。
・商店街が舞台のお話らしい。
・公式サイト画面下に著作権者として「京都アニメーション」と並んで「うさぎ山商店街」という文字が見える。
Twitterアカウントのキャラ名が「道明寺もち太郎」というらしい。


ここからは諸説入り乱れて、曰く「道明寺とあるので「近鉄道明寺駅」近辺ではないか?」*1とか、「いやいや。うさぎと言えば月見なので神戸の「月見山」ではないか?」など、議論百出・百家争鳴の様相を呈していました。


しかし私にはひとつ気になることがありました。11/5(月)の京アニ公式サイトでの山田尚子監督のコメントです。
山田 「きのう、用事があって京都の貴船へ行ってきました。さすがにこの時期の京都は観光に来られている方達で大賑わいですね(以下省略)」
全文参照→http://www.munto.com/cgi/kyoto/anibaka_diary/sfs6_diary/201211.html#201211051647


一見すると何ということのない文章ですが、1月放映の『たまこまーけっと』を山田尚子さんが監督されるという情報を念頭に置いた上で読むと意味深に聴こえてきます。その日(11/29)の夕刻に私はこんなTweetをしています。

山田監督の文中にある「きのう」は11/4(日)ですから、この日の用事がプライベートの要件なのかオフィシャルなものなのかは分かりかねます。しかしこのまま見過ごしてしまう訳にはいかないような気がして、その後もずっと頭の片隅に引っ掛かっていました。


12/2(日)。某まとめサイトで、主役の「たまこ」を演じる声優は新人の洲崎綾さんであり、またCDリリース情報から「たまこ」の苗字が「北白川」であると判明しました。北白川と言えば『けいおん!』の京都での主要な舞台となった場所です。京都の地理に詳しくない人に一言で理解してもらうには、MAXバーガーのモデルとなったマクドナルド北白川店のある辺りだと言えば大体見当がつくでしょう。ここでまたひとつ「京都」に関わるキーワードが出てきました。


翌12/3(月)、不意に2年前のCMEXにおける京都アニメーション八田社長の講演の一部を思い出して、その内容を確認する機会を得ました。どうやらこういう時は過去に目を通した情報が連鎖的に頭の中で繋がってくるようです。幸い元のサイトが健在でした。講演内容はこちらでお読み頂けます
以下は同日の私のTweetです。


京アニがオリジナル作品を手掛ける時、それは他ならぬ「京都」という町が舞台となる作品ではないか。そして今回のこの作品こそまさに八田社長の念願の構想を実現するものであると同時に、京アニにとって鬼門とも言えるオリジナル作品の成功という悲願が込められているのではないか。その夢を叶えるために白羽の矢を立てられたのが、『けいおん!』を大成功に導いた山田×吉田×堀口のコンビネーションだったのではないか・・・。と、これがこの時点での私の推察でした。


12/6(木)の未明に放送されたCM第二弾では、主人公の北白川たまこに続いて、サブキャラクターの苗字が「常盤」「牧野」であることが分かりました。常盤と言えば嵐電、牧野は京阪電車の駅名として実在します。いずれも叡山電鉄と同じ京阪グループです*2。偶然でしょうか?いえ、相当に確信犯的な匂いを感じます。


以上の状況証拠を綜合して、たまこまーけっと』が実際の商店街をモデルに舞台を描くのであれば、それは京都市内の老舗の商店街であろうとひとまずの仮説を立ててみました。ではいったいどこなのか?


■前夜のリーク情報
それは12/7(金)の夜、不意に判明することとなりました。本来であれば明日発売されるアニメ雑誌に掲載される版権絵が一部ネットに流出しており、その中の1枚に写っているアーケードが、どうやら出町柳の桝形商店街ではないかという情報が寄せられてきました。


その版権絵とGoogle SVとを比較してみると、なるほど建物の一部の形状が合致しているように見えます。画像の粒子が粗いので詳細は現地へ行って確認するしかありません。幸い私の自宅からは叡山電鉄一本で行けます。そしてこの絵が出町桝形商店街であると判明すれば、『たまこまーけっと』が京都を舞台とした物語であることがほぼ確定できる。本編が始まる前にその一点だけでも押さえておきたいと思い立ち、翌朝、早速現地へ向かいました。


出町柳は萌えているか
12/8(土)朝9:30。出町桝形商店街は今まさに眠りから覚めたような趣きで、数々の商店がシャッターを開け暖簾を掛け、開店の準備に取り掛かっているところでした。そんな中にあって商店街東入口のすぐ南側にある「豆餅」で有名な和菓子の「ふたば」さんの前は、早くも豆餅を買い求める客で行列が出来ています。

出町桝形商店街の東口(画像右)と「ふたば」前の行列(画像左下)

「ふたば」で豆餅を買い求めるお客さんの群れ


京都の出町桝形商店街は、東は鴨川、西は同志社大学、南は京都御所に囲まれた場所にあり、河原町通今出川の交差点を北へ100mほど上がったところにある商店街です*3京都市内でも老舗の部類に入る地元密着型の商店街で、生鮮食料品や衣料品、日常雑貨品、飲食店など約50の店舗が軒を並べています。また、かつては若狭(福井県)から鯖を京都に運んだ「鯖街道」の終着点でもあり、アーケード内にはその由来を示すかのように巨大な鯖のオブジェが飾られています。

出町桝形商店街東口。屋台にかかる「すぐき」は代表的な冬の京漬物

サバとか、
【2012/12/13 追記】
→桝形商店街さんに問い合わせたところ、この魚は京都精華大の学生さんが授業で作ったもので、一般公募で「若さばちゃん」と命名されたそうです。鯖街道にちなんで「若狭」と「鯖」に引っ掛けてあるわけですね。

カツオとか
【2012/12/13 追記】
→カツオではありませんでした。これも出町桝形商店街の中の人に教えていただいたのですが、「久喜さんとこのは元々タイやったそうです。青く塗って鯖にした・・・と聞いています」と教えていだきました。これ、原型は鯛で今は鯖なんだそうです。


「ふたば」に並ぶ行列を尻目に商店街の東口からそのまま西口まで通り抜け、T字路の突き当たりの寺町通りに出て、西側歩道に渡ってから後ろを振り返って見上げます。


右側の家の屋根(瓦とトタン)、商店街の看板の形状、左側のビルのタイルの色と形。すべてがキャプチャと合致します。それだけではありません。もう少し細部を検証してみます。赤丸で囲んだ箇所が全てキャプの描写と一致していることがお分かりいただけるかと思います。


これで版権絵に描かれた「うさぎ山商店街」のアーケードの外観のモデルは、京都出町柳の出町桝形商店街(西口)であると特定できました。絵の中ではっきりと看板に「うさぎ山商店街」と書かれていますので、このアーケードが本編に登場することは間違いないでしょう*4


問題は商店街内部の様子が、果たして出町桝形商店街内の各店舗をモデルにしているのかどうかという点です。12/8発売のアニメ誌に公開された3枚の版権絵の内、残り2枚はいずれも主人公の北白川たまこの家が経営する「たまや」の店頭であるようですが、特定するための情報があまりにも少なく、暖簾や植物などを手がかりに探してみたものの断定できるだけの根拠は得られませんでした。内部は別の商店街のモンタージュという可能性もないとは言えません。この点については次の情報が出てくるまで様子見です。


12/8発売のアニメ誌に公開された残り2枚の版権絵。上が「Newtype」下が「アニメディア」。いずれも2013年1月号です。


MAP

より大きな地図で アニメ「たまこまーけっと」舞台情報 を表示

地図は縮小表示していますので、必要に応じて上記の”より大きな地図で~”の後のリンク先をクリックして拡大して下さい。ブラウザがIEなら、アンカー上でマウスを右クリックして<新しいウィンドウで開く>を選択頂ければ、別ウィンドウが開くので便利かと思います。



舞台の検証作業も完了したので、取材に来たついでにあらためて出町桝形商店街をぶらぶらと歩いてみました。大き過ぎず小さ過ぎずこじんまりとしているけれど、商店街がまるごとファミリーであるようなアットホームな居心地の良さを覚えます。

どこか懐かしい気分にさせられる商店街の風景。


商店街の中にも餅屋さんがあります。

こちらは阿闍梨餅の店頭販売コーナー。豆餅で有名な「ふたば」は、この商店街の中ではなく外の河原町通り沿いです。


地元民にとっては、出町桝形商店街といえば「加茂川マコト」というマスコットキャラがお馴染みなのですが、今後『たまこまーけっと』でこの商店街が登場することになれば、加茂川マコト側のプロジェクトがどのような動きを見せるのか、競合するのか協調するのか、その辺りがやや気になります。

出町桝形商店街のマスコットキャラ「加茂川マコト」。

お正月モードのマコトちゃんです。


また最近では、毎月22日になると近隣の鴨川デルタに「謎のショートケーキ」が出没することが話題になっており*5、先日行われた「加茂川マコト聖誕祭」ではゲストで登場し、コラボレーションを果たすという訳の分からない事態になっています(笑)。

お祝いにショートケーキが「駆けつけました」。

昔ながらの乾物屋があり、

豆腐屋があり、

青果店が軒を並べます。

まさに満艦飾。毎日がお祭り気分。そして中央にはなぜか萌え絵が。


アーケードの天井からは年の瀬セールの萌え絵がぶら下がり、加茂川マコトはいたるところで笑顔を振りまき、巨大サバが宙を舞う。古き良き人情と萌えとの相乗的カオス状態。嗚呼、出町柳が萌えている。


■京都を描く。人の心を描く。
さて帰宅して、今回の取材の発端となった版権絵が掲載されている1冊を含むアニメーション雑誌3誌の山田尚子監督へのインタビュー記事に目を通します。「アニメージュ」のインタビューが特に充実しており、読み応えがありました。そこで監督は『たまこまーけっと』に掛ける意気込みや作品のコンセプトについて率直に語っていらっしゃいます。出来れば全文引用したいのですが、そういう訳にもいかないので、ここでは登場する舞台関連の情報を要約してご紹介しておきます。その他も興味深いインタビューが満載なので、ご興味のある方は是非「アニメージュ2013年1月号」をご購入の上、ご確認下さい。


アニメージュ2013年1月号:山田監督と吉田玲子さんへのインタビュー(まとめ)
※今回の舞台について言及された箇所のみ一部要約の上で引用します。
・今回の作品には私なりの京都観を反映させたかった(山田)。
・京都は東京よりも四季がはっきりしている。京都に来ると地元の人によく話しかけられる。みんなが積極的にコミュニケーションを取ってくる街というイメージが強い。前(けいおん!)の時はずっと東京だったが、『たまこまーけっと』は京都で打ち合わせすることが多くなった(吉田)。
・何が京都っぽいのかというのは、実際に京都に住んでいると分からない。吉田さんに教えられて京都の魅力再発見みたいなことが多い(山田)。
・うさぎ山商店街のモデルになった商店街は偶然見つけた。飾りがアニメの世界のような商店街だったので気に入った*6。でも人情ものっぽい感じを出そうとすると雰囲気がどうしても江戸っ子というか下町っぽくなるので、京都らしさはそんなに強くは出なくなっていったように思う(山田)。
・「北白川」という名字は地名で、けっこう後になって付けた。企画が進むにつれて少なくなっていった京都感を、キャラの名前に残していこうと思った。「牧野」という名字も地名シリーズの名前のひとつ。「常盤」も色の名前であると同時に地名。「朝霧」も地名(山田)。
・みんなに愛される価値のある子としてたまこを登場させたくて、第1話の冒頭で商店街を歩かせた。『たまこまーけっと』の世界を象徴するシーンになると思う(山田)。
・レコード屋「星とピエロ」は物語の重要な要素になる。たまこが通う店で、店の隅でコーヒーも飲ませてくれる。最終的には女子高生のたまり場になっていく(山田)。
・その他、もちを扱う手付きなどの取材の必要性があったのか、「老舗の和菓子屋にも取材している」との一文もあり。


新作の舞台はどこか?という問いは、監督自身の言葉であっけなく「京都」だと裏付けが取れてしまいました。しかも京都の風景を借りてきて架空の町として描くのではなく、京都の町そのものを題材にすると明言されています。これはこれまでの京都アニメーションにはなかったスタンスです*7。先にCMEX2010での八田社長の発言を引用しましたが、やはりこの作品こそ八田社長の「京都を舞台とする作品を是非作っていきたい」という想いを具現化したものだったのでしょう。


ついでに作品コンセプトに関わる重要と思われる発言も要約してご紹介しておきます。いずれも「アニメージュ」のインタビューですが、堀口さんの発言と最後の山田監督の発言のみ「Newtype」のものです。


・『たまこまーけっと』というタイトルは勢いでつけた。(言葉の響きが)言いたくなる感じがあるし、言った人全員が幸せそうに見える感じがあって(山田)。
・なぜ「おもち」なのかという問いには、餅は日本人の文化としてずっと引き継がれているもので、これからも引き継がれていってほしいということ。四季折々の行事とか伝統的な習慣とか、日本人が信じてきたものがどんどん薄れていないかという想いから、日本人らしくおもちを取り上げてみようと思った(山田)。
・新作のオファーは2年ほど前からいただいていた。最初の新企画の話があった時は、京都が舞台で「ローマの休日」のようなものというお題だったが、ずいぶん違った方向になっていった。今回はラブ要素にこだわる(山田)。
・この作品ではたまこ目線で描くシーンが少ない。どちらかというと周りからたまこを見る目線が多く、たまこの感情の機微は周りの反応で分かるというシナリオになっている(吉田)。
・(喋る鳥もサブキャラの女の子も)商店街を外から見る目線(山田)。
・たまこは今ここにいることを感謝できる存在。作品全体もそういうものになれば。幸せな感じを届けることが出来たら嬉しい(吉田)。
・世界を肯定できる感じが大事。見てくださる方々を、たまこがおもてなしできるような作品になればいいと思う(山田)。
・この作品のシンボルは鳥(堀口)。
・「おもち」って、発音した時点でみんなが幸せそうな顔になると思っているので、「もち」ではダメ。「おもち」(山田)。


また「アニメージュ」のインタビュアーから「最初の企画書の冒頭に『私が胸を締め付けられるのは、人が人を想うきもちに触れたときです』という素敵な言葉を書いていらっしゃったが、あれはどういう想いで記したのか」との質問があり、それに対して山田監督は「誰かが誰かを想っていて、お互いのことを大事にしていて、ちゃんと人が人を見ている状態が私の一番の憧れで、誰にとっても大切なことだと思っている。日本人として心の細やかさを大事にしていきたい。この作品では人の心を描きたい」と発言されています。



山田尚子監督の発言では、新作のオファーは2年前だったとあります。これはCMEX2010での八田社長の講演時期とほぼ一致します。ということは、八田社長念願の「京都を舞台とする作品」は、本来であればCMEXの講演後に制作プロジェクトを始動させる予定だったのではないでしょうか。それがこの時期まで延伸したのは、恐らく『映画 けいおん!』の制作が間に入ってきたからでしょう。


この間、実に丸2年。他の監督やスタッフの手で制作しても良かったはずなのにそうはしなかった。山田尚子監督、シリーズ構成の吉田玲子さん、キャラデザイン堀口悠紀子さんの3人のスケジュールが揃うタイミングを見計らって、まさに満を持して制作開始に踏み切った。それは深読みすれば、八田社長の山田監督へ寄せる全幅の信頼の証であるように思えます。


2011/11/03に京都文化博物館で開催された「京アニ・スタッフ座談会」の席上で、木上益治さんがこのような発言をしておられます。「京都を舞台にした作品は今進めているところ。それと「京アニ大賞」を受賞した作品のアニメ化もある」。今思えば前者が『たまこまーけっと』、後者が『中二病でも恋がしたい!』だった訳ですが、たまこまーけっと』の企画は『中二病』や『氷菓』よりも前、恐らくは『けいおん!!』2期が終了する前後から、長い時間をかけて水面下で深く静かに進行していたのだろうということがあらためて察せられます。


●●
インタビューでの山田監督の言葉の端々には、日本の伝統的文化への愛着が見て取れます。失われつつある地域コミュニティの中での人と人との繋がりや優しい心の機微、四季折々の伝統的行事、或いは日本人としての繊細で細やかな心の在り方。そういったものが『たまこまーけっと』の核心部分にあるとするなら、その表現はもはや「萌え」とは一線を画するものであって、むしろその世界観は山田監督がリスペクトする小津安二郎監督が描いたように家族の心の紐帯とその揺れや動きを丁寧に写し取っていくものではないかと、インタビューを一読してそんな感想を持ちました。


けいおん!』では意図的に割愛したであろう家族や異性の存在、あるいは世代を越えた人々との心の繋がりを山田監督は『たまこまーけっと』で真正面から描こうとしているのかもしれません。しかしそれは同時に『けいおん!』において"何を意図的に描かなかったのか"を明確に浮かび上がらせることでもあり、その時、『けいおん!』と『たまこまーけっと』は互いに互いを照射し、相互に補完し合うような関係となって山田尚子監督の作り出す世界の本質を我々の前に明らかにしてくれることでしょう。それはきっと多幸感に満ちた素晴らしい世界であるだろうと信じています。


刮目して1月を待つ。今はそんな心境で放送開始を待ちわびているところです。


たまこまーけっと』は、2013年1月よりTOKYO MXサンテレビKBS京都テレビ愛知BS11にて放送開始予定です。
放送情報:http://tamakomarket.com/onair/


(2012/12/10 記)

*1:これは単純に桜餅の異名が道明寺餅であるというダジャレに由来するものでしょう。

*2:かつて『けいおん!』の全面ラッピング車両が走行し、『中二病でも恋がしたい!』では車両のみならず石山駅穴太駅が登場する石山坂本線も京阪グループです。また『中二病』のOPに一瞬登場するミシガン(琵琶湖汽船)も同様です。

*3:出町桝形商店街はそのエリア全体を指し、その中でも東口から西へ向かって160mほど続くアーケードが特別に桝形商店街と呼ばれています。

*4:当日の午後にアニメ雑誌3誌を購入し、この絵の掲載誌は「アニメージュ2013年1月号」であると確認できました。

*5:月間カレンダーで15日の下に22日があるからというのが理由だそうです。15=イチゴの下はショートケーキという訳ですね。

*6:出町桝形商店街内のサバやカツオのモニュメントや満艦飾の飾りを指しているのかもしれません。

*7:けいおん!』の桜ヶ丘高校のモデルとして描かれている旧豊郷小学校群でさえ、最後まで公式にはモデルであることを認める発言をしなかったことを思うと隔世の感があります。