前回の記事(【舞台探訪】『たまこまーけっと』:版権絵探訪+考察 ~出町柳は萌えているか)の追加・補足です。写真も同日に撮影したものです。
12/13(木)未明に更新された『たまこまーけっと』公式サイト、およびCM第三弾に登場したキービジュアルで、たまこを初めとする商店街の皆さんの向こうに「うさぎ山商店街」のアーケードの天井が描かれており、そこに京都出町桝形商店街のシンボル「空飛ぶ鯖」のオブジェがしっかりと描かれていました。
CM第三弾に登場したキービジュアル。ノンクレジットのファイルです。
そもそもこの魚、サバ or カツオのどっちなのか?という疑問があったのですが、出町桝形商店街さんに問い合わせしたところ、『京都精華大の学生さんが授業で作ったそうです。名前は一般公募したもので「若さばちゃん」だそうです。』との回答がありました。鯖街道に由来する「若狭」と「鯖」の合成語なのでしょう。ちなみに魚に詳しい人に言わせるとあまり鯖に似ていないそうですが・・・。
(上)前回の記事にも掲載した「若さばちゃん」。下のMAPのポイントから東向き(河原町通方面)です。
(下)キービジュアルの拡大図。若さばちゃん、ちょっと太め?
MAP
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これで『たまこまーけっと』のメイン舞台「うさぎ山商店街」は、アーケードの内外共に京都出町柳の出町桝形商店街がモデルであることが確定できました*1。もっとも個々の店舗や周辺地域のビジュアルはまだ発表されていませんので、その部分については依然として不明です。ただし今作は最初から"京都を描く"と明言している以上、従来の京都アニメーションの作品に顕著な「まったく別々の(別の都道府県の)場所をパーツとして集めて合成する」というモンタージュ的手法は影を潜めるのではないかと個人的には考えています。
若さばちゃんは女の子でした。つぶらな瞳!口紅!
後ろから失礼。悠然と泳ぐ若さばちゃん。先の写真とは反対に東から西(寺町通)へ向いた図です。
(2012/12/13 記)