【レポート】『たまこまーけっと』もちもち先行上映イベント@京都文化博物館 ~振り向けばワンダーランド

たまこまーけっと』のTV放映開始に先立ち、2013/1/5(土)に京都文化博物館にて「もちもち先行上映イベント」と題する先行上映会&イベントが開催されました。


当日のチケット。「※当日は映像収録がございますので、予めご了承下さい。」の一文があります。


京都文化博物館三条通高倉の角にある京都の歴史と文化を後世に伝えるための施設で、イベントが行われた別館は旧日銀京都支店の建物を保存した国の重要文化財に指定されている歴史的建造物です。



入口のみならず館内のあちこちにポスターが掲示されていました。


別館の北側には新築の本館があり、その1階エレベーター前には今回のイベントを記念して「たまや」の特設セットが作られていました。手前には主人公のたまこの等身大パネルもあります。たまこの姿と比較すると背後のセットがかなり大きなものであることがお分かり頂けることと思います(このセットは1月末まで掲示されるとのことです)。


当日のイベントの主役である3人の声優さんと山田尚子監督のサイン入りです。


開場の13:00少し前にチケットを持った人は入場のため中庭に集合します。座席の配置図が貼り出されていました。先に書いた通り、座席数は全部で222席。もしかするとスタッフ用の席も用意されていたかもしれないので、実際の観客数はこれより少ないかもしれません。

開演を待つ観客席。上映中とイベント時の館内撮影はNGなので、ここからイベント終了までの写真はありません。ご了承下さい。


■第1話上映
さて13:30になりました。
司会進行役として、京都アニメーションの瀬波里梨さんがステージ向かって左サイドから登場され、これから上映する『たまこまーけっと』の作品について説明をされます。瀬波さんは『けいおん!』シリーズでは設定マネージャーとしてクレジットされていて、2年前の京アニスタッフ座談会の時も司会進行役を務められた方です(2年前の座談会の様子はこちらの拙稿でご覧頂けます)。『たまこまーけっと』ではアシスタントプロデューサーという立場です。


曰く、商店街をテーマにした作品であること、不思議な鳥が出てくること、人と人との繋がりを軸とした作品であること、そして「あの娘は可愛いもち屋の娘」というキャッチコピーに表れているように、まずは第1話を見て頂いて、たまこを愛してやってほしい・・・と言った旨の説明後、場内が暗転して第1話の上映が始まりました。


内容についてはネタばれになるのでここでは触れません。1/9の放映をお楽しみにと言うに留めておきます。差し障りのない範囲で感想を述べるなら、けいおん!』とは似て非なる作品だということです。けいおん!』シリーズの評価を確固たるものにした山田監督+吉田玲子さん(シリーズ構成)+堀口悠紀子さん(キャラデザイン)のゴールデンコンビの再来ということで、誰もが『けいおん!』と比較し、『けいおん!』再びと期待するのはやむをえないと思いますが、そのような先入観は一度捨てて虚心坦懐に向き合うべきでしょう。


第1話には物語を彩るサブキャラがほぼ全員顔見世的に登場します。ただし、まだ伏線レベルでの登場であって、ところどころ「?」と思わせる描写があっても説明は一切ありません。この作品はたまこと家族、たまこと商店街の人々との日々の暮らしが織り成す群像劇なのだというのが第一印象です。これは放課後ティータイムの5人の姿にフォーカスし、彼女たちの周囲の人々(家族でさえ)ほとんど記名性のある人物として描かなかった『けいおん!』とは異なる視点と方向性を持ったドラマであると言って良いでしょう。なんとなく昔のテレビのホームドラマ『時間ですよ』や『寺内貫太郎一家』などを今の時代にアニメーションで表現したらこうなるという感じがしました。


そしてカット数の多さ。『けいおん!』でも1話当たりでこれほどのカット数はあまり記憶がありません。めまぐるしく切り替わる画面展開は見落としてしまう箇所も多く、これはTV放映を録画して何度も見返して確認したいところです。


なお、予告PVを見た時に場面的な繋がりがどうにも不可解だった「光の帯をたまこが飛び越すシーン」と「鳥が放り出されるシーン」は第1話を見たことで氷解しました。これもネタばれになりかねないので、正しい並びのカットを列挙するに留めておきます。これで前後関係がお分かりいただけるかと思います。いずれも編集のマジックで、あたかも別のカットとの連続シーンのように思わされていた訳です。


あとPVにはなく第1話鑑賞で初めて確認できたその他の舞台背景については、上映会前後で撮影した写真を掲載しておきます。これらはTV放映後の「第1話探訪」の記事で再度取り上げますので、今回は地図情報を掲載しません。淡々と写真だけ載せますが、これらをじっくり見ておいて頂けると第1話がより楽しめるのではないかと思います。本稿の末尾に取りまとめて掲載しておきますので、ご興味のある方はご覧下さい。


■声優&監督登場によるイベント
第1話の上映終了後*1、瀬波さんの紹介で場内拍手喝采の中たまこまーけっと』のメインキャスト3人、そして山田尚子監督が登壇されます。


ステージ左端に立つ瀬波さんから右に向かって「北白川たまこ」役の洲崎綾さん、続いて「常盤みどり」役の金子有希さん、「牧野かんな」役の長妻樹里さん、そして一番右端に山田監督の順で並びます。椅子はなくスタンディングです。衣装は洲崎さんが赤、金子さんが緑、長妻さんがオレンジを基調とした色合いで、山田監督はオーバーサイズの黒のセーター(首周りのみ白の縁どり)*2に緑のパンツと銀色のハイヒール。3人娘を見守るお姉さんのようですが、やはり4人の中で一番小柄です。


ここから以下の記録は全て手書きメモによるもので、言葉遣いは実際のものと若干異なる箇所があります。大意は損なわないよう配慮しているつもりですが、あらかじめご了承下さい。「――」で始まる質問はすべて瀬波さんの発言です。


・第1話を見たメインキャスト3人の感想 

――早速第1話を見て頂いた訳ですが、皆さんの感想はいかがですか?
長妻 最初の始まりの部分でみんなきゃっきゃしているシーンが印象的で、私たち3人みたいでした。


――監督は1話をご覧になってどうでした?
山田 緊張しましたよー。(客席に向かって)皆さんどうでした?

良かったよー!という観客の声援。それを聞いた監督は、「よかった。これで安心して帰れます(笑)」と一言。

――アフレコの雰囲気はどうでした?
長妻 1話のアフレコは緊張しました。現場の雰囲気はアットホームな雰囲気。年代が幅広くて、私(長妻さん)と山崎(たくみ)さんと川原(慶久)さんはみんな辰年生まれなんですけど12歳ずつ違うんです。家族みたいな感じで楽しくやってます。
洲崎 私たち3人ともまだ新人なので、第1話のアフレコは手探りでした。3人のキャラつけとか出来るようになるまで、みんないつも居残りでした(笑)。


――監督から見てどうでしたか?
山田 特訓してたなーって思いました。今日は死ぬまでやるからって言って(笑)。みんなが帰ってから3人居残りして一生懸命やってました。成果もあって今は3人とも良いキャラになったと思います。


――監督にお聞きします。作品のテーマは何ですか?
山田 『たまこまーけっと』は人と人との繋がりを大切に描いていきたいなと思っている作品です。ちょっと大きな声で挨拶してみようかなと思えるような、ちょっとだけ世界が楽しく見えるようなそんな作品になるといいなと思っています。

メインキャストの3人からは、商店街に行きたくなるようなとか、お餅が美味しそう!見てて食べたくなる!といった声も上がっていました。


・キャラクター紹介
キャストの3人と山田監督がそれぞれのキャラクターについて語ります。
スクリーンには北白川たまこの姿とフルネームが映し出されます。

――たまこはどんな娘ですか?
洲崎 監督が後で言われるかもしれないですけど、おもちみたいな娘です。
山田 取られました(笑)。
洲崎 純粋でやわらかいけど芯がある。そこを一番気をつけています。せかせか生き急いでちゃいけないと思って各駅停車に乗って、ちゃんと景色をゆっくり見るようになりました(笑)。普段の生活からたまこになれるようにと思っています。だから最近、私輝いていると思う。

自分で言ってるよーと金子さんと長妻さんから容赦ないツッコミが入ります。

――監督から見たたまこは?
山田 おもちみたいな娘です(笑)。芯がしっかりしていて、まだ高校一年生ですけど、商店街の大人の中で育ってきました。沢山のお父さんやお母さんに育てられてきたような娘です。だからとても心が豊かで前向きでパワーを持っている素敵な娘です。
洲崎 今回OP/EDの歌を任されてCDが出ます。ちゃんと歌うのは初めての経験でした。

続いて画面には常盤みどりの姿が映し出されます。

金子 みどりは家がおもちゃ屋さんで姉御肌のキャラ。私自身は運動音痴でボケ担当なので、みどりのようなツッコミ役は大変です。自分とは違うところもあるので頑張っています。


――監督から見たみどりは?
山田 思春期キャラというか、15~16歳のころの丁度多感な時期真っ盛りを生きています。感受性豊かで色々悩んだり楽しんだり。感情を乗せやすい(自分の気持ちを)投影しやすい娘です。

最後に3人目のかんなの姿が映し出されます。

長妻 1話ではまだ余り出てきません。EDで金槌を持っていた娘です。皆さん気づきましたか?そんな感じでこれから、かんならしさが出てきます。


――監督から見たかんなは?
山田 かんなは2話がいいんです。ちょっとドSな部分を持っていて、物事の本質を見抜く才能があって頼りがいのあるキャラです。


――本日ステージにはいらっしゃらないのですが、鳥役の山崎たくみさんはどうですか?
洲崎 アフレコ現場の山崎たくみさんには癒されるし、元気をもらえますい。優しくて明るい人です。
山田 (客席に向かって)大丈夫でしたか?(笑)*3

キャラクター紹介が終わって次のコーナーに移る瞬間、なんと客席背後の2階テラスの上の方から「待てー!」と響き渡る声が。サプライズ・ゲストの山崎さんの登場です。これだけのために東京から来ちゃいましたーという山崎さんに場内は拍手喝采。みんなにお願いということで、放映当日まではシークレットにしておいてほしいあることについて会場にいる人たちと口止めの約束をします*4。それだけ言い残して「これからも楽しんでねー!」と山崎さんはいずこかへと去って行かれました。


・ゲームコーナー
「もちもちジャスチャーゲーム!」と銘打ったゲームです。これはカンペに書かれたある漢字一文字を洲崎さん・金子さん・長妻さんの3人がジェスチャーをして、それを山田監督が当てるというものです。


スタッフがスケッチブックに書かれたカンペの文字を3人と客席に向かって見せる中、山田監督一人背中を向けて客席に対面して立っています。しかし、瀬波さんが「準備はいいですか?」と声を掛ける度に「はい!」と振り返ってカンペと向き合ってしまう監督。何回もそのやりとりが続いて一向にゲームが始まりません。登壇した4人の中で一番の天然ボケは山田監督ではないかと思わされるワンシーン。


ジェスチャーゲームが始まり、「巳」「鶏」と順調に正解を続けていた山田監督でしたが、次の「餡」で行き詰まります。3人娘もジェスチャーは無理と判断して作戦を"尻文字"に変更。めいめい勝手に「あん」の2文字を尻で書く3人。てんでばらばらに体をくねくねさせているので、ステージ上が段々カオスになってきます。しかもこれがまったく伝わらない。「え?え?なんやろ。すし?」と見当違いの回答を連発する山田監督「なにこれ、ひらがなですか?」。もはや万策つきたのか、ついには口パクで「あ・ん」と伝える始末。いや、それもう反則でしょ。結局「たまこの妹」→「あんこ」→「あん」と無理矢理つなげてようやく正解に辿り着きました。強引過ぎます。


そして最後の問題は「餅」。さすがにこれは何が何でも当ててもらわないといけない。3人は合体技で三段重ねのおそなえ餅に成りきって必死になって外見を伝えようとします。振り向いた山田監督は目の前の異様な光景に思わず「ひゃあっ!」と声を上げます。しかしこれがまた絶望的に伝わらない。「私たち合体してます!」と思いきり声に出して訴えかける始末。ジェスチャーはどうなった。さすがに山田監督も気づいたのか「なんとなく、たまこまーけっとだし・・・おもち!」。ようやく全問正解です。長かった。

――監督、ご感想を(笑)
山田 こんなにやってくれる人たちだとは思いませんでした。振り向いたらワンダーランドでしたよ!(笑)


・プレゼントコーナー
抽選で会場の4名の人にサイン入り番宣ポスターが当たるというものです。箱の中の番号札をステージ上の4人が順番に引いていき、同じ客席番号の人に4人のサイン入りポスターが当たるというもの。なんとなく後ろの方のG・H列周辺に偏っていたような気も?


・餅つき大会
新年のイベントということで、この場で餅つきをしましょうとステージ上に杵と臼がセットされます。準備が整うまで「おもちしりとり」で楽しませてくれる4人。ここでは容赦ない「ち」の字縛りが。


洲崎「おもち」→金子「ゴメン!ちまき」→長妻「きなこもち」→山田「ち、チーズもち」→洲崎「えーと、ちくわもち」(この辺から段々怪しくなってくる)→金子チロルチョコもち!」→長妻「チキンもち!美味しいよ」→山田「えー、ち・・・ち・・・ちからもち!」
監督、さすがです。


そうこうしている内に餅つきの準備完了。初めに洲崎さんと金子さんのコンビ、続いて長妻さんと山田監督のコンビで「せーの、ぺったんぺったん」の掛け声の下、それぞれ杵でつき餅をこねます。杵の重みで持ち上げた腕がふらふらと覚つきません。特に小柄な山田監督は振り回されてよたよたしています。臼の中の餅は事前につき終えたものでしょう。みんな2、3回ずつぺったんぺったんと杵でついた後、平台に移して小さく丸めていきます。


きなことあんこの2種類が用意されていて、たまこ役の洲崎さんが「わたし、きなこがいい」と言ってから、「あれ?お姉ちゃん」と突っ込まれて「あんこ」に変更するという一場面もあったり。皿の上に載せたつきたてのお餅にあんこをたっぷり乗せて食べる4人。山田監督「すごく美味しかったです!」


・告知コーナー
スクリーンに各局の放送日と時間が映し出されます。続いて、たまこ役の洲崎さんが歌ったOPとEDのCD発売情報(1/25発売)。更にメインキャスト3人によるWebラジオの開始もここで告知されました。「もちもちラジオ」のタイトルで1/14から配信されるとのことです。いずれも詳細情報は公式サイトでご確認下さい。


・終了の挨拶
ここで何を勘違いしたのか、段取りを間違えた洲崎さんが「ちょっと待ったー!」と叫んでしまうハプニングが。気を取り直して、瀬波さんの司会により4人の挨拶で締めます。

山田 今日はお寒い中、集まって頂いてありがとうございました。京都アニメーションのオリジナル作品ということで、どんな作品になるか皆さんワクワクして頂いていると思います。スタッフ、キャストで力を合わせて一生懸命『たまこまーけっと』を作っています。皆さんのお力でもっと素敵な『たまこまーけっと』になるんじゃないかなと思っています。良かったら毎週見ていただければと思います。よろしくお願いします。
長妻 今日のイベントはものすごく緊張していましたが、この作品に関われること自体がものすごい緊張でした。大好きな人たちと一緒に仕事ができたので、みなさんにも大好きになってもらいたいなという思いで一杯です。
金子 新年早々こんな沢山の方に来て頂いて幸せです。私にとっては初出演アニメと言っていいような作品です。一生懸命頑張ります。見ていて幸せな気持ちでホワーンとなるような作品にしていきたいと思っています。
洲崎 スタッフ、キャスト、関係者の皆さんと一緒に愛を込めて大事に大事に作ってきた作品です。今日、先行上映会ができて本当に嬉しいです。たまこに沢山友達が出来たらいいなと思っています。出てくるキャラクターも味のあるいい人達ばかりです。みんなと友達になってあげて下さい。


――それでは以上で上映イベント終了・・・
洲崎金子長妻「ちょっと待ったー!!」

さっきの洲崎さんのアレはこれだったのかと場内爆笑の渦の中、何かと思えば今日会場に来た人たち全員に、メインキャラがプリントされた特製の紙皿とC83で配布された年賀状をプレゼントとして手渡しするとのお知らせでした。お渡し会の準備のため、しばしお待ち下さいとのアナウンスの後、山田監督とキャストの3人は拍手喝采の中をステージ左袖に退場します。


その隙に、なんと一度は去ったはずの鳥役の山崎たくみさんがひょっこり檀上に登場です。いきなり「大人の事情で出られなかったんだから察してよー!」と何やら意味深な発言。「もうさ、ステージみんな、ボケ(洲崎)→ボケ(金子)→ボケ(長妻)で、それでボケ(山田)でしょ?(笑) 俺も手探っているのよ、このボケむすm(略」と山崎さん既に絶好調。「この後、物語はどんどん展開していきます」と今後のストーリーに期待してほしい旨を宣言。そして先程、放映日まではネタバレしないでほしいと約束した事柄についても、あらためて念押しがありました「あ、でもサプライズで鳥が来て、口止めされたってことは宣伝になるので言ってもらってOKだから。大人ってやだねー(笑)。娘っ子らと楽しく作っているんで、これからも宜しくお願いしまーす。じゃあねー!」と言い残して颯爽と退場されました*5


最後に3人娘が再び登場。ステージ上に置かれた机の向こうからお客さん一人一人に紙皿と年賀状を「ぺったん」の掛け声とともに手渡していきます。こうして約1時間30分の「たまこまーけっと」先行上映イベントは幕を閉じたのでありました。

こちらが頂いた紙皿と年賀状です。

抽選プレゼントでサイン入り大型ポスターをゲットされたのはTwitterのフォロワーさんでした。ポスターを広げてサインを見せて頂きました。ありがとうございました。

(左)洲崎綾さん  (右)金子有希さん

(左)長妻樹里さん (右)山田尚子監督
いずれの写真も画像をクリックすれば拡大版をご覧になれます。


■第1話で登場した新規カットあれこれ(いずれ別記事で再掲します)
さて、ここで舞台探訪系の情報に少し触れておきます。先にも述べた通り、第1話放映後に再度別記事にまとめる予定なので、ここでは淡々と写真だけ掲示しておきます。風呂屋を除けば、ほぼ本編登場通りのアングルで撮ってありますから、これを覚えておけば第1話視聴時により一層楽しんで頂けるのではないかと思います。


藤森駅の橋のカットの後で登場します。「光の帯を飛び越す」カットは実はこの後に続きます。

おもちゃ屋のトキワ堂の店頭の描写で登場します。実際のお店は「イカワトーイ」さん。


出町桝形商店街のアーケード下にはこのようなデザインのタイルが数多くあり、全て微妙に絵が違います。第1話に登場したのは、多分これだったと思うのですが・・・。

たまこの通う学校の正門から見た校舎です。前回の記事で登場を予想した学校です。早晩明らかになるでしょうが、放映開始まで学校名を明かすのは控えます。

この体育館は劇中では校内から撮られたアングルで、丁度向きが反対となります。取り急ぎこのアーム状の独特の形を覚えておくと良いでしょう。

一見怪しげな階段を上がった2階に「星とピエロ」があります。実際のお店は「喫茶&BAR華波様楽」さんです。

第1話の中で唯一登場したいかにも京都らしい目印がこの五重塔でした。劇中ではライトアップされておらず、また画面も殆ど真っ暗だったのでここで合っているかどうかは不明です。あくまでイメージ画像ということで。



最後になりましたが、今回のイベントが開催された京都文化博物館の森脇清隆さんのtweetをご紹介して本稿を終えたいと思います。私の感じた印象もほぼこの通りです。私もまた山田監督の「志」に惚れ込んでいる一人なので・・・。
読みやすいようにtweetの並びを上から下へ変えておきました。






たまこまーけっと』のTV放映は、いよいよ明後日1/9(水)深夜スタートです!


(2013/1/7 記)

*1:OP/EDともに上映されました。

*2:ゆったりしたセーターの山田監督は終始"萌え袖"でした。

*3:不気味でなかったかとかそういう意味合い。

*4:もう時効なので書いておきます。鳥=デラ・モチマッヅイという名前は出落ちになるので放映までは伏せておいてほしいということでした。

*5:実はイベント終了後、山崎さんと声優のお三方は、舞台のモデルとなった出町桝形商店街まで来られて聖地巡礼していったそうです。鯖のオブジェを見て感嘆したり、めいめい撮影をする姿などが確認されています。この時、カメラマンも同行していたというので、もしかしたら本日の先行上映イベントと同様に将来的にはパッケージソフトに収録されるかもしれません。