【舞台探訪】『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』:OP&第1話

2011年4月から6月まで放映されたアニメあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。の舞台探訪の記事です。

高速道路利用料の上限1000円の恩恵を受けられる最後の大型連休である2011年5月6日の夜から7日の夕方にかけて秩父市内に滞在し、第01-02話、およびOPに登場した主要な舞台を巡って撮影してきました。以下の写真はその取材時のものです。


当アニメの舞台が埼玉県秩父市であることは公式に発表されており、舞台特定の難易度は(私が探訪を行なったOP・第1~2話までで秘密基地を除けば)比較的容易な方だと思われますが、特定の地域に大量のカットが集中していることもあって、1日で全てを回りきるにはかなりの体力を要求されます。実際に探訪される方はレンタサイクルを利用されると良いでしょう。


5人と1人(?)の登場人物の心の機微を、秩父の街並みの丹念な描写とともに丁寧に描くこのアニメは、私としては毎週の放映ごとに現地を探訪したいという欲求にかられるほど気になる作品なのですが、京都から秩父までの距離は想像以上に遠く、頻繁に通えるような場所ではありません。放映終了後、情報を整理した上で再訪できればと思いますが、とりあえずは5月の遠征時の写真をご紹介致します。
(※ただし再現度が低く、使い物にならない写真については掲載を見合わせています。)


羊山公園の一面の芝桜が満開の頃合で、それはもう見事なものでした。もう少し武甲山がくっきり晴れ晴れと見えてくれたら文句なしだったのですが…。


なお掲載写真の幾つかには、画面の一部が真っ黒に塗りつぶされたものがあります。これは撮影時に使用したカメラが、最大広角37mmというおよそ広角とは言えないようなレンズのデジタルカメラであったため、元のキャプチャの16:9というアスペクト比での背景の再現ができず、MS-ICEを駆使して画像結合したものの、それでも画面の横幅が足りないため、やむなくその部分を黒塗りにしたものです。


ごく最近(2011/06/04)、最大広角24mmの新しいデジカメを購入したので、今後はこのような写真は減ると思いますが、5月以前に撮影した写真を素材にした記事については同様の処理の元に公開することもあろうかと思います。ややお見苦しいかとは思いますが、あらかじめご了承下さい。

当記事に掲載した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の画像は、著作権法32条に定める比較研究を目的としての引用であり、当該画像の著作権は全て©ANOHANA PROJECTに帰属します。


■探訪写真
MAP


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地図は縮小表示していますので、必要に応じて上記の"より大きな地図で~"の後のリンク先をクリックして拡大して下さい。ブラウザがIEなら、アンカー上でマウスを右クリックして<新しいウィンドウで開く>を選択頂ければ、別ウィンドウが開くので便利かと思います。各マーキングのNo.は以下の写真に対応しています。

キービジュアル
No.01 (秩父市)旧秩父橋(2011/05/07撮影)

OP
No.01 (秩父市)旧秩父橋(2011/05/07撮影)

No.02 (秩父市)旧秩父橋(2011/05/07撮影)

No.03 (秩父市羊山公園(2011/05/07撮影)

No.04 (秩父市)定林寺 本堂西の脇道(2011/05/07撮影)

No.05 (秩父市)定林寺 本堂(2011/05/07撮影)

No.06 (秩父市)定林寺 本堂(2011/05/07撮影)

No.07 (秩父市)定林寺 本堂(2011/05/07撮影)

No.08 (秩父市)定林寺 参道(2011/05/07撮影)

No.09 (秩父市秩父第一病院付近(2011/05/07撮影)

第01話
No.01 (秩父市)国道299号線本町交差点(2011/05/07撮影)

No.02 (秩父市)番場町浅野靴店看板(2011/05/06撮影)

No.03 (秩父市)宮側児童公園(2011/05/07撮影)

No.04 (秩父市)宮側児童公園(2011/05/07撮影)

No.05 (秩父市秩父橋から旧秩父橋を臨む(2011/05/07撮影)


最後に余談をひとつ。
第01話No.03の写真をキャプチャと比較しながら編集していた時、偶然にもキャプと撮影写真が重なり合って、三次元の世界の中に二次元の世界が象嵌されたような奇妙な絵面になっていることに気付き、我ながら驚きました。昼の写真の中に夕暮れの絵が嵌め込まれている・・・。まるでマグリットの絵画のようです。

勿論、こちらはキャプを用意して、それを出来るだけ忠実に再現しようと撮影しているのですから、『あの花』のように風景の再現度が比較的高い作品の場合、”完全に一致”することもそれほど珍しいことではありません。ただこういった形での比較の手法がとても新鮮に思えたので、その時のPC画面のキャプを保存しておいた次第です。また機会があれば、別の写真で試してみようと思います。


(2011/06/12 記)

【舞台探訪・聖地巡礼の心得】
舞台として描かれる場所は一般市民の生活空間であることが多いため、現地訪問に当たっては、以下の各項目にくれぐれもご留意下さい。マナーと心配りをお忘れなく!


1.近隣住民の方々の迷惑となるような行動は慎むこと。
2.プライバシーの侵害となるような行為はしないこと。
3.学校や個人宅に無断で侵入しないこと。
4.撮影時の道路への飛び出しなど危険な行為はしないこと。
5.撮影が許可されていない場所の撮影はしないこと。迷った場合は関係者に撮影可否の判断を求めること。