【舞台探訪】『氷菓』:■02 宮川周辺(宮川沿い、弥生橋、不動橋)

京都アニメーションのTVアニメ『氷菓』(2012年4~9月放映)の舞台探訪の記事です。

氷菓 限定版 第2巻 [Blu-ray]

氷菓 限定版 第2巻 [Blu-ray]

今回は高山市の中心地を流れる宮川周辺の舞台をまとめてご紹介します。「朝市」で有名な場所ですね。


ちなみに宮川は南から北に向かって流れます。小京都=高山という印象で、いつしか京都の鴨川の風景と印象を重ね合わせていた私でしたが、ある日、川面をぼんやり眺めている内に妙な違和感を覚えて、よくよく見てみると川が逆流していて仰天したのでした。そうか、ここは日本海側なのか!とあらためて気付かされたのは、実に4度目の高山入りの時でした。


なお以下の記述では、「右岸」「左岸」という語彙を用いますが、河川を上流から下流に向かって眺めた時、右側を右岸、左側を左岸と呼びますので、南から北に流れる宮川の場合は川の東側を「右岸」、西側を「左岸」という意味合いで使用します。誤解のないようお願いします。


■01 宮川周辺(宮川沿い、弥生橋、不動橋)
0P(第1クール)
01 弥生橋から鍛冶橋を望む


02 同上


03 宮川右岸(朝市の場所)


鍛冶橋から弥生橋までの宮川東側の道路に「朝市」が設けられます。大体昼過ぎには店を畳んでしまわれますので、朝市を目当てにされる方は出来るだけ早めに訪問しましょう。写真は夕刻16:00頃に撮影したものです。うまい具合にキャプと同様の雨模様で、傘を差した"リアル奉太郎"みたいな人の姿が写っていました。


04 宮川右岸(水位計)


05 宮川右岸(水飲み場)


水飲み場は写真のように順次新しいものに付け替えられていて、キャプのような古いタイプのものはもう残っていません。2012年4月に訪問した時が、丁度付け替え作業の真っ只中だったようです。ただしGoogle SVの画像に当時の画像が残っていました。粗い画像ですが、参考までに掲載しておきます。


06 宮川右岸(川岸への階段)


07 宮川右岸(弥生橋の北側)


第11話
01 宮川左岸(弥生橋の南側)


02 宮川右岸(弥生橋の南側)


この後に続く河原のカットの印象から、No.02も宮川左岸(西側)と誤解しがちですが、実はそうではなく右岸(東側)にある石段です。よって朝市が開いている時は撮影困難です。


03 宮川左岸



手前の石段はこのようなものです。




奉太郎とえるの坐っている位置から宮川を見ると、No.06のキャプの左端に描かれている建物が見当たりません。実はこの建物はこの画角では絶対に写らない場所にあります。

弥生橋の東詰にあるこちらの酒屋(地酒蔵朝市店)がモデルでした。


第18話
01 弥生橋東詰から東向き

このカットは素直に撮れるようなものではなく、
手前の標識

奥の建物

左側の建物

が断片的に合うような感じです。


02 弥生橋から東向き


03 弥生橋から宮川右岸を南へ






04 宮川左岸(弥生橋の北側)


05 駅前中央通りに架かる橋から鍛冶橋を望む


画面右側に手長像と足長像が写っています。


第21話
01 不動橋




02 不動橋(遠景)


0P(第2クール)
01 不動橋




宮川周辺の写真は、主に11月下旬の2日間をかけて撮影しました。
高山の紅葉がそろそろ終わりを迎えようとしている頃合で、宮川沿いの紅葉も風に吹かれて一斉に舞い散っていました。


MAP

より大きな地図で TVアニメ『氷菓』舞台 を表示

地図は縮小表示していますので、必要に応じて上記の”より大きな地図で~”の後のリンク先をクリックして拡大して下さい。ブラウザがIEなら、アンカー上でマウスを右クリックして<新しいウィンドウで開く>を選択頂ければ、別ウィンドウが開くので便利かと思います。

次回は、■03 斐太高校周辺です。
前回の記事はこちらです。→■01 市街中心部(商店街、鍛冶橋周辺)


(2013/1/31 記)

当記事に掲載した『氷菓』の画像は、著作権法32条に定める比較研究を目的としての引用であり、当該画像の著作権は全て、米澤穂信角川書店/神山高校古典部OB会に帰属します。