京都アニメーションのTVアニメ『氷菓』(2012年4~9月放映)の舞台探訪の記事です。
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: Blu-ray
- 購入: 7人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
ちなみに宮川は南から北に向かって流れます。小京都=高山という印象で、いつしか京都の鴨川の風景と印象を重ね合わせていた私でしたが、ある日、川面をぼんやり眺めている内に妙な違和感を覚えて、よくよく見てみると川が逆流していて仰天したのでした。そうか、ここは日本海側なのか!とあらためて気付かされたのは、実に4度目の高山入りの時でした。
なお以下の記述では、「右岸」「左岸」という語彙を用いますが、河川を上流から下流に向かって眺めた時、右側を右岸、左側を左岸と呼びますので、南から北に流れる宮川の場合は川の東側を「右岸」、西側を「左岸」という意味合いで使用します。誤解のないようお願いします。
■01 宮川周辺(宮川沿い、弥生橋、不動橋)
0P(第1クール)
01 弥生橋から鍛冶橋を望む
03 宮川右岸(朝市の場所)
鍛冶橋から弥生橋までの宮川東側の道路に「朝市」が設けられます。大体昼過ぎには店を畳んでしまわれますので、朝市を目当てにされる方は出来るだけ早めに訪問しましょう。写真は夕刻16:00頃に撮影したものです。うまい具合にキャプと同様の雨模様で、傘を差した"リアル奉太郎"みたいな人の姿が写っていました。
05 宮川右岸(水飲み場)
水飲み場は写真のように順次新しいものに付け替えられていて、キャプのような古いタイプのものはもう残っていません。2012年4月に訪問した時が、丁度付け替え作業の真っ只中だったようです。ただしGoogle SVの画像に当時の画像が残っていました。粗い画像ですが、参考までに掲載しておきます。
02 宮川右岸(弥生橋の南側)
この後に続く河原のカットの印象から、No.02も宮川左岸(西側)と誤解しがちですが、実はそうではなく右岸(東側)にある石段です。よって朝市が開いている時は撮影困難です。
奉太郎とえるの坐っている位置から宮川を見ると、No.06のキャプの左端に描かれている建物が見当たりません。実はこの建物はこの画角では絶対に写らない場所にあります。
弥生橋の東詰にあるこちらの酒屋(地酒蔵朝市店)がモデルでした。
第18話
01 弥生橋東詰から東向き
このカットは素直に撮れるようなものではなく、
手前の標識
奥の建物
左側の建物
が断片的に合うような感じです。
05 駅前中央通りに架かる橋から鍛冶橋を望む
画面右側に手長像と足長像が写っています。
宮川周辺の写真は、主に11月下旬の2日間をかけて撮影しました。
高山の紅葉がそろそろ終わりを迎えようとしている頃合で、宮川沿いの紅葉も風に吹かれて一斉に舞い散っていました。
MAP
より大きな地図で TVアニメ『氷菓』舞台 を表示
地図は縮小表示していますので、必要に応じて上記の”より大きな地図で~”の後のリンク先をクリックして拡大して下さい。ブラウザがIEなら、アンカー上でマウスを右クリックして<新しいウィンドウで開く>を選択頂ければ、別ウィンドウが開くので便利かと思います。
次回は、■03 斐太高校周辺です。
前回の記事はこちらです。→■01 市街中心部(商店街、鍛冶橋周辺)
(2013/1/31 記)
当記事に掲載した『氷菓』の画像は、著作権法第32条に定める比較研究を目的としての引用であり、当該画像の著作権は全て、米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会に帰属します。